nmta engineer blog

エンジニアのnmtaが執筆しているブログです。

Drupal8.4をインストール

www.drupal.org

インストールの準備

3.1. 概念: サーバー要件 | Drupal.org

ここを参考に。 私の環境はこんな感じです。

Drupal本体を入手

公式サイトからdrupal本体をダウンロードします。

wget https://ftp.drupal.org/files/projects/drupal-8.4.0.tar.gz
tar -zxvf drupal-8.4.0.tar.gz

tarを解凍し、サーバーのDcumentRootに配置します。 この時、フォルダ名は好きな名称に変更してください。

mv drupal-8.4.0 nmta

ここではnmtaに変更しました。変更しなくてもいいです。

インストール

先ほど配置したDrupal本体にブラウザからアクセスします。

f:id:nmta:20171013165428p:plain

画面からインストールに必要な設定を行います。

必要なフォルダの作成

f:id:nmta:20171013165649p:plain:w450

sites/default/の直下にfiles、作成したfilesの直下にtranslationsフォルダを作成します。

mkdir -p sites/default/files/translations

f:id:nmta:20171013170105p:plain:w450

作成したフォルダは書き込みが可能なパーミッションを設定します。

chmod 777 sites/default/files sites/default/files/translations

f:id:nmta:20171013170212p:plain:w450

settings.php

f:id:nmta:20171013170305p:plain:w450

translationsフォルダを作成したため翻訳ファイルが配置可能になり、エラーが日本語で表示されるようになりました。

sites/default直下にdefault.settings.phpファイルが置いてあるので、そのファイルをコピーし、settings.phpを作成します。

インストール時は書き込みが可能なようにsettings.phpパーミッションを変更します。 後で出て来ますが、インストール完了後はパーミッションを元に戻すのを忘れないように。

とりあえず、 chmod 777 settings.php にします。

DBの設定

f:id:nmta:20171013170934p:plain:w450

データベース(DB)の設定を行います。

f:id:nmta:20171013171147p:plain:w450

使用するDBはあらかじめ作成しておきます。

サイトの環境設定

DBの設定まで完了すればインストールは完了です。 正常に完了すると先ほどのsettings.phpの書き込み権限をなくすよう警告が表示されます。

f:id:nmta:20171013171443p:plain:w450

chmod 644 settings.php

サイトの基本情報を入力し設定は全て完了です。

f:id:nmta:20171013171805p:plain

インストール後

サイトの状態

管理者権限でログインしたら、[レポート] - [サイトの状態]の順に進みます。 ここではサイトの状態を確認することができます。

信頼の置けるホストの設定

settings.phpに使用するドメイン名に合わせて設定を追加します。 詳しくはこちら Trusted Host settings | Drupal.org

localhostの場合、このように書きます。

$settings['trusted_host_patterns'] = [
  '^localhost$',
];